そんなわけないよ

会社員としての倫理的なものに該当しますが、皆さんは守れているでしょうか?再度確認をし、気を引き締め仕事に取り組んでください。

1.職員同士の悪口や噂話をしないこと

うわさ話や、悪口を言っている人は、楽しいと思っています。

裏でこそこそ言うことは良しとしても、悪口をわざわざ本人に伝えてくることや、職場で寄ってたかって、みんなで噂話をするのはいかがなものでしょうか?

悪口や噂話はその人の主観によるものだったり事実でないことも多いです。

そんな根拠のない話を広める必要性はありません。

また、当然、悪口や噂話は気分の良いものではありませんし、もめごとの原因になります。

介護職は利用者さんに接する際、相手の心情を想像して先回りをすることも仕事です。その仕事で培った能力を職場の仲間にも向けることで、多少は人間関係も良くなるのではないでしょうか?

2.服装を意識する

別におしゃれになろうという話ではありません。

しかし、あまりにも無頓着で奇抜な服装をしている人がまれにいるようです。

服の襟がよれよれになっている。シャツがしわだらけになっている。明らかに長年着用していて、色あせが激しい。露出が多いもの、そういった服を着ている人もいます。

もちろんプライベートの時間においては、服の選択は自由です。

しかし、仕事着がそのような状態であったり、出社時にそのような服を着ている、となると話は違ってきます。

周囲から、あれっと思われたり、面会に来ているお客さんが違和感を抱くこともあります。

服装は別におしゃれじゃなくても、問題はありません。

しかし、しわはアイロンをして取りましょう。襟がよれてしまったら買い替える、長年着用したら部屋着にする、あまり露出が多すぎないものにする、といったことをするだけで、キレイな印象を与えることが出来ます。

3.時間を守る

皆さんの職場でこんな人、いらっしゃいますか?

シフトの時間に遅れてくる人、休憩時間を長引かせる人、会議に毎回遅れてくる人、面接時に遅刻をしてくる人、こういった人を信用・信頼することはできますか?

もちろん、毎回絶対に遅れない、ということはできないでしょう。

例えば、事故で道路が混んでいた、緊急の仕事・用事が入ってしまった。そういったこともあるかと思います。

しかし、だからと言って、遅刻をして、平然としていて問題がないということにはなりません。

相手が待つことになってしまいます。待たされて、気持ちのいいものではありません。同僚の貴重な時間を奪い、職場の効率が悪くなります。

万が一遅れる場合は以下の4点を最低限行いましょう。

  1. できるだけ早めに連絡をしておく
  2. お詫びをする
  3. 遅れてしまう理由を伝える
  4. いつ頃到着できそうなのかを伝える

そして、到着後にも再び、お詫びをすることが必要です。皆さん、忙しいのに時間を作っているのですから、遅刻をしても当然という顔はしないようにしましょう。

4.ミスをしたら、再発防止の仕組みを作る

ミスをしたら隠す人がよくいますが、それは、絶対にダメです、報告をしましょう。

ミスは時間がたてばたつほど、大きな影響を及ぼしてしまいます。

例えば、誤ってある人の薬を間違って他人に飲ませてしまった場合、身体に影響が出る前に対処をすれば影響は小さく済みます。

しかし、時間がたって体内に吸収をされてしまったら、影響はとても大きくなり、最悪、死亡事故にもつながってしまいます。

ですから、ミスをしてしまったときは、ミスをしたことを報告する、どういった状況で起きて、何が原因だったのかも伝える、どのように対応するのかも伝える、というようにしましょう。

対応方法が間違っている場合は周囲の人が教えてくれるはずです。

そして、ミスが起きないようにする対策を考えるようにしましょう。

ミスが起きてしまったこと自体は、変えられませんが、次から、どうすれば同じミスをしないで済むのか?を考えることが一番大事です。

また、上司側の人がミスをした人に対して、気合が足りないからだ、能力が足りないかだ、この仕事に向いていないかだ、辞めたほうが良いよ。というような個人攻撃をする人もいます。

それでは、ミスは減りません。ただの八つ当たりです。個人を責めるのではなく、次からどうすれば、ミス、あるいは、事故を防ぐことが出来るのか?適切なアドバイスをするようにしましょう。

5.ある程度正しい言葉遣いをする

完ぺきに尊敬の言葉や、丁寧な言葉を使いこなさなければいけない、ということはありません。しかし、最低限の言葉遣いはしっかり、押さえておくようにしたいところです。

特に、介護施設においては、言葉遣いに対して、今よりも厳しい時代を生きてきたお年寄りの方やビジネスの一線で働いているご家族様を相手にすることもあります。

多少は間違っていても問題はありませんが、やはり気にする方も少なくありません。

また、慣れない敬語があっても、覚えて日々の業務で使うようにしていけば、そのうち自然と使うことが出来るようになっていきます。

6.物事は1度では覚えられない

皆さんは、今から言うことを一度で覚えてみてください。

クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット

これは、タイの首都、バンコクの正式な名前です。バンコクという名前は聞いたことがあっても正式の名称を聞くのは初めてでしょう。ちなみに始めのクルンテープは天使の都という意味です。

いきなり聞いて覚えられないのは当然です。そんなにすぐ暗記が出来るなら、みんな英語や日本語、ベトナム語がしゃべれて当たり前になってきます。

人間、慣れない情報・新しい情報は一回だけでは覚えられないものです。

仕事も同じです。介護の仕事でも、特に新人さんの場合覚えることはとても多いです。

それをいきなり一発で覚えるように、と言われても、困ってしまいますね。

一方で部下や新人を指導する立場の人は、そのことを忘れずに、接して頂ければと思います。

まとめ

今回は社会人として、仕事をする人として、守りたい常識を紹介しました。

最低限押さえておきたいことです。かなり当たり前な内容ではありますが、なかなか徹底することは難しかったりします。

働きやすい職場を作っていくためにも、是非一人一人が意識をしていきましょう。

【おススメ記事】

By なら

介護業界で15年ほど勤務、近年はベトナムの介護施設で管理者として働く。奥様はベトナム人、息子一人。ベトナム語を勉強し、幾度も挫折を繰り返し復活しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です